コラム

金属加工でバリが発生する原因とは?

金属加工でバリが発生するのには、どのような原因があるのでしょうか。
バリが発生する原因は、加工の方法で違いがあります。
そこで今回は、バリが発生する原因について紹介しますので、ぜひ参考としてご覧ください。
▼金属加工でバリが発生する原因
バリの原因を加工方法別で見ていきましょう。
■切削・研削による原因
切削や研削を行うと、刃物が加工物に食い込むことによって、塑性変形が発生します。
塑性変形とは、元に戻らない変形を意味している言葉です。
この変形によって押し出される部位があると、バリが発生します。
切削加工で生じるバリには、ポアソンバリ・引きちぎりバリといった種類があります。
■プレス加工による原因
プレス加工でバリが発生するのは、素材の一部がパンチの隙間へと移動するためです。
また、せん断によっても同じ原因でバリが発生します。
■鋳造加工による原因
鋳造加工では、金型の隙間に材料が流れ込んでしまうことがバリの原因です。
また鋳造加工の場合は、素材が何であってもバリが発生します。
▼まとめ
バリはどのような加工をするかによって、原因が変わります。
切創やプラス加工・鋳造加工など、バリが発生しやすい加工状況を確認することが大切です。
江戸川区に拠点を置く『株式会社信和線材』では、鉄鋼や鉄線・ステンレス鋼などの線材切断加工や製品販売を行っております。
お客様の要望に合わせて迅速かつ丁寧に対応を行っておりますので、線材をお求めでしたらぜひご相談ください。

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