コラム

クランクシャフトの役割

クランクシャフトは、エンジンを稼働させるために重要な役割を果たしています。
しかし、目に見えない部分に配置されているため、具体的にどのようなものかご存じない方もいるでしょう。
そこで今回は、クランクシャフトについて詳しく解説します。
▼クランクシャフトとは
クランクシャフトは、自動車・船舶・建機などの内燃エンジンにおいて重要な構成部品の1つです。
クランクと呼ばれる曲がりくねった部分をもち、エンジンの動力を生成します。
▼役割
クランクシャフトの主要な役割は、ピストンの往復運動を回転エネルギーに変換することです。
エンジン内で燃料が爆発すると、ピストンがシリンダー内で上下に動きます。
このピストンの上下運動を、クランクシャフトの曲がりくねったクランク部分を介して、回転運動に変換します。
そうすることで、エンジンは回転運動による動力を生み出すのです。
■仕組み
クランクシャフトは、主にメインシャフト・カウンターウェイト・クランクピン・メインジャーナルで構成されています。
メインシャフトはエンジンの中心軸で、クランクシャフト全体を支える重要な要素です。
またカウンターウェイトは、振動を抑えるとともにクランクシャフトのバランスを取ります。
クランクピンはピストンの往復運動を受けて回転運動に変換し、メインジャーナルは安定性と強度を提供します。
▼まとめ
クランクシャフトは、ピストンの往復運動を回転エネルギーに変換する役割があります。
エンジンの主要部分となるため、細かい設計と部品の加工が必要です。
弊社は線材加工のプロフェッショナルとして高品質な線材製品を提供しております。
自動車の部品としても加工されている線材を取り揃えておりますので、気軽にご相談ください。

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